マークレヴィンのジャズピアノブック:これを聴け-1『Tommy Flanagan / Eclypso』

はいこんにちはー 愛真さなえです。
これまで何度も挫折してきたジャズピアノの教則本『マークレヴィンのジャズピアノブック』。
これをね、本気で最後までやり通します。今度こそ。今度こそ。何回目だ。

マークレヴィン ザジャズピアノブック

たしか2年くらい前に購入した、超有名なジャズの教則本。
A4くらいの大きさで、厚さは2㎝。英語で書かれています。日本語訳の付録付き。
いやーこりゃーなかなか最後までやり遂げられる人おらんて。
でもこの本、やり遂げられたら、すごい力がつくはず。
というわけで、何度目か分かりませんが、また始めから読んでいます。
始めの所ばかり読んでいるー

私がジャズピアノを教わっている「なかにし先生」がおっしゃっていたこと。
この本の最後の方に『これを聴けリスト』が掲載されています。
例えば「ソロピアノならこのピアニストのこのアルバムのこの曲を聴け!」「トリオならこれを聴け!」のように、軽く100曲は超える膨大なリストが載っているんです。
このリストの曲を聴くのがとても重要だそうです。

というわけで『マークレヴィンのジャズピアノブック』の「この曲を聴け」リストから、ランダムに選んだ曲を聴いていこうと思います。
正直、それらの曲のどういう部分を聴くべきなのか、どこが素晴らしいのか、よく分からないと思いますが、そのうち何かが分かるようになると信じて。

 

◆Trio:Tommy Flanagan / Eclypso

トミー・フラナガン「エクリプソ」
Tommy Flanagan(P) George Mraz(B) Elvin Jones(Dr)
recorded in 1977 for the Enja label

『マークレヴィンのジャズピアノブック』に何十曲も書かれている「トリオはこれじゃ!」から、適当に選んだ1曲。
トミー・フラナガンを聴こうと思って選んだ曲「エクリプソ」。
エクリプソというのは、月や太陽の食(Eclipse)とカリプソ(Calypso)を合わせた造語なんだって。
聴いてみると、確かにカリプソっぽい私の大好きな雰囲気!
何も知らずに選んだ1曲ですが、楽しい!好き!!
週の半ばのだるくなりがちな気持ちをぶっとばしてくれます。
そして、普段積極的には聴かない種類のジャズ・・・
「楽しい」とか「明るい」とか、そういうこと以外は何も分からん・・・
この曲のどこが「Trio」としての聴きどころなのか、全然分からん・・・情けない・・・
1:42辺りからは『Linus And Lucy』に似た雰囲気。
私がピアノを弾いているニューオリンズジャズや、大好きなテディ・ウィルソンのスウィングジャズとは全然違う、というのは分かるんだけど・・・
ドラムソロが長いので、今どこなのか分からなくなって絶対ロストする曲だー
YouTubeでもAmazon Primeでも、アルバム全曲が聴けるので、他の曲も聴いてみます。
こうやって、ジャズの幅を色んな方向から広げていく作戦の開始。
そのうち、もうちょっとまともなコメントが書けるようになりますように。
ああ恥ずかしい。