アルペジオでアドリブの練習-Fly me to the moon

はいこんにちはー 愛真さなえですー
広島でジャズっぽいピアノを演奏していますー

セトウチジャズキャッスルが終わり、少し時間が取れるようになったので、またジャズの勉強を始めました…
何回目のチャレンジでしょう… 今回は何日で挫折するのでしょうか…

というわけで、延々とⅡ-Ⅴ-Ⅰが続くFly me to the moonを使って、アルペジオでアドリブの練習。
比較的簡単なコード進行にして練習してみます。
あくまでも「アルペジオでのアドリブの練習」なので、かっこいいコード進行は不要じゃ。
キーはAmにしよ。

 

 

::: 目次 :::

  1. 【Fly me to the moon】比較的簡単なコード進行
  2. ルート音から始めてみる
  3. 3度の音から始めてみる
  4. 5度の音から始めてみる
  5. 7度の音から始めてみる
  6. アルペジオのアドリブの練習まとめと感想

 

 

【Fly me to the moon】比較的簡単なコード進行

Am7 - Dm7 - G7 - CM7
FM7 - Bm7♭5 - E7 - Am7
Dm7 - G7 - CM7 - CM7
Dm7 - G7 - CM7 - E7

Am7 - Dm7 - G7 - CM7
FM7 - Bm7♭5 - E7 - Am7
Dm7 - G7 - Em7 - A7
Dm7 - G7 - CM7 - E7(最初に戻る)

よっしゃ、コード進行決まった。かんばろ。

 

 

ルート音から始めてみる

ええとまずは、ルート音から始めるアルペジオで練習してみようと思います。
1小節に四分音符を4つずつ。1拍目は必ずルート音にする。
MuseScoreを使って譜面に起こしてみようかとも思ったけど、時間がかかるのでやーめた。
カタカナでドレミを書こう。

「ラ」ドミミ♭「レ」ラファファ♯「ソ」シレレ♭「ド」ミソソ♭「ファ」~
続きは省略。
あ、7の音全然使ってない。まあええわ。
左手はルート音を単音で。
右手は4分音符ばかりだと、練習していて面白くなくなってきたので、リズムをつけて弾いてみよ。
適当にやるとわやくちゃになるので、とりあえずこの2パターンを適当にちりばめることにしよう…
アドリブのリズム

 

 

3度の音から始めてみる

なんとかルート音からのアルペジオのアドリブが弾けるようになったので、今度は3度の音から弾くのを練習してみます。
ちなみにこの記事は、実際に練習しながら書いています。
書きながらなので、練習に余分な時間がかかっております、、、

「ド」ミソソ♭「ファ」ラドラ♯「シ」ソファレ♯「ミ」ソシソ♯「ラ」~
続きは省略。
ルート音からのを弾いた時には入りにくかった7度の音が、今回はようけ入ったなぁ…
なんでかなぁ… まぁええわ。
さっきと同じように、左手はルート音だけ。
コードだけ見てパッと3度の音が分からないことがあるので、書いてみた。
これを見ながらじゃったら、けっこう弾けます(笑)
3度からのアルペジオ
(↑A7は「ド」じゃなしに「ド♯」)

さっきのルート音からのアルペジオの練習で、リズムを付けて弾くのに慣れたので、4分音符での練習はつまんないからとばします。
ひたすら、次のコードの3度の音を目指してアルペジオ。
ルート音から弾くより、3度の音からのアルペジオの方が、心なしかスムーズに弾けるし、弾いていて楽しい。なんでじゃろ。

 

 

5度の音から始めてみる

「ミ」ドラソ♯「ラ」ファレド♯「レ」ファララ♭「ソ」ミドシ「ド」~
続きは省略。
5音から始まるアルペジオのアドリブでも、もちろん他のパターンもありです。
5度の音は青字で書いた↓

弾きにくい。5度の音からだと弾きにくい。なんでじゃろ。
単にこの青字のカタカナが、コードから離れていて見辛いからか…???
とりあえず弾けるようになるまで弾く。
このくらいの根性はあるんじゃ。今日は(笑)
5度の音からのアルペジオ

 

 

7度の音から始めてみる

さぁ本日の最後、7度の音から始めるアドリブの練習。
「ソ」ミドシ「ド」ミソソ♭「ファ」レシラ「シ」ソミレ「ミ」~
続きは省略。
7度の音からのアルペジオ
弾きにくい。とても弾きにくい。
最初は考えながらじゃないと弾けなかった、、、
これはもう、青ペンで書いたカタカナの音がコードから離れていて見辛いからとかのせいではありません。
7度の音からのアルペジオをパッ思いつかないから。
何度か弾いているうちに頭に入ってきて、弾けるようになったので、本日の練習は終了。
7度の音からのアルペジオのアドリブは一番弾きにくかったけど、単にアルペジオを弾いているというより、アドリブっぽく聴こえるなぁー

 

 

アルペジオのアドリブの練習まとめと感想

アドリブの弾き方の一種として、コードのアルペジオを使う方法があることは、ずーーっと前から知ってはいたのですが、こんな風にまじめに練習したのは今日が初めてでした、、、
やっぱりあれじゃ。やらんとできん。
やったって簡単にはできやせんのんじゃけ、やらんとできるわけがないよね、、、

クラシックピアノでの楽譜を見ながら弾いていく練習って、ある程度は練習というよりも訓練なのですが、ジャズピアノもいっしょじゃわ。
訓練せんと弾けるようにならん。
知っているだけじゃなしに、アウトプットを積み重ねていかんと、弾けるようにならんね、、、

で、今回の練習では、紙に書いたカタカナを見ながら練習していますが、慣れてきてコードだけ見て弾けるようになったら、ボイシングのコードトーンの練習も兼ねられるなぁー
コードトーンを弾く練習をしていて、3度と7度の音がパっと出てこないので、、、